7月6日の調査報告(sexual slavery とTHE FACTS)


大学教授の方々のブログや関連サイトを渡り歩いたが、無知な xenophobe が一匹反応しただけで、定義はどこにもなかった。それどころか、この方々の毒気に当てられて気分が良くない。扇情的、感情的な言葉の羅列は健康によくないw

ところが、偶然に一味違うブログとHPと出会えた。どのような肩書きの方は知らないし、関心もない。しかし、この明確な文章と明晰な分析力は凄い。主張が実に明解に理解できる。しかも、性奴隷をどのように捉えているかまで明確に書いておられるではないか。


ほそかわさん、あんた、やるねえ! 間違ってるけどw

「オ ピ ニ オ ン ● 国際関係」
■旧日本軍の慰安婦問題〜対日非難決議案を阻止すべし

第6章 強制連行も性奴隷制も証拠なし


旧日本軍の慰安婦につき、海外では「性奴隷(sex slave)」という言い方がされている。「性奴隷制(sexual slavery)」とも言うから、階級的な制度として存在していたかのような印象を与える。

アメリカという国は、アフリカから黒人を強制連行し、奴隷として強制労働をさせていた。

(中略)

これほどの高級所得者を、奴隷とは言えない。慰安婦が奴隷だとすれば、兵士や労働者は、奴隷以下になってしまう。
仮に生活のために多少の金銭を与えたとしても、兵士の10倍以上、大臣の1.5倍以上もの額を、奴隷に支払うことはありえない。


皇国の兵士をバカにすんな〜!(爆)


ほそかわ・かずひこの BLOG 2007年6月27日のエントリ
慰安婦問題の虚偽11〜強制性・性奴隷 にも興味深い著述がみられる。

藤岡信勝氏は、次のように書いている。
 「いったん『性奴隷』 という言葉が発明されると、英語圏の世界では、実態とは別に慰安婦を『性奴隷』として最初からみなして、全ての情報をそういう眼鏡を通して解釈することになる。素材となった事実の信憑性などどうでもよい。こうして、いつの間にか日本の公娼制度の戦地への延長形態にすぎなかった『慰安婦』システムが、20世紀奴隷制の一形態だということにされてしまった。」と。(藤岡信勝著「日米離反を仕掛ける中国の罠を打ち破れ」〜月刊『正論』平成19年6月号)


う〜ん、そういう妄想をするのは、藤岡さんご自身のほうに原因があるような気がするなぁ・・ それに、George Hickを読んでないのがバレバレなのに、Hicksが批判できるのはやっぱり超能力かなんかあるんでしょうかね?

    • 余談:これ、ペーパーバックのを持ってんだけど、紙の質が悪いんだよね。内容を確認するときに本棚から出してそのままにしておいたら、梅雨の湿気で微妙に膨らんでるw


結局、この方たちにとって、"slavery"=「奴隷制」ってのはこういう理解みたい。

奴隷制 ( MSN エンカルタ 百科事典 ダイジェスト)

法や慣習によって規定された、人間を強制的に隷属させる社会制度。奴隷は、ほかの人間の所有物とみなされて労働または奉仕の提供を強制され、所有者の意思に完全に服従させられる。奴隷は法的に「もの」とさだめられ、売買や贈与の対象となり、所有者の借金の担保ともなった。


やっぱり、「慰安婦」問題で、"slavery"を「奴隷制」って訳すと勘違いする人のほうが多いみたいだ。「奴隷状態」「奴隷状態におくこと」「奴隷状態におかれること」のほうがいいな。


細川氏のサイト、面白そうなので、じっくり読んでみよう。他は後回し(つっか、ど〜でもいい。つっか、きもぃ)。