人々を動かす力の源は暴力ではない

チベット暴動 東京で抗議集会(NHKニュース – 2008年3月16日)

リンク切れ GoogleのCacheから撮った画像

東京・渋谷の代々木公園には、日本で暮らすチベットの人たちのほか民間の支援団体の関係者など、およそ100人が集まりました。はじめに、支援団体の「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン」の久保隆代表が「今回の暴動は、チベットの人たちが受け続けてきた抑圧が怒りとなって噴き出したものだ。武力の行使をやめるよう中国政府に要請する」などと抗議の声明文を読み上げました。そして参加者全員で、暴動で犠牲となった人たちに1分間の黙とうをささげました。日本在住のチベットの女性は「現地には今も知り合いが大勢いますが、連絡が取れず心配です。日本の皆さんには、チベットの現状をもっと知ってほしい」と話していました。支援団体では今後、署名活動などを通じて、日本政府に対しても話し合いによる解決への働きかけを求めていくほか、今月22日に都内で抗議のデモ行進を行うことにしています。

【抗議集会の画像(YouTube)】


世界各国でチベット系の人たちやその支援者による抗議デモが行われていて、怪我人が出たり、現地警察によって排除させられたところもあるようだ。今まで圧政に苦しみ、自由と自治、人権の保障を求めて闘ってきた同胞が虐待、虐殺されて憤らない者はいないだろう。彼らの声はもちろんのこと、彼らのまなざしや表情、その一挙手一投足、いや、その存在自体が多くの人の共感と連帯を生み出す力となるだろうし、そうならなければいけないと思う。


ところで、2008年3月17日、別のグループが中国大使館前で抗議デモを行った。

〔動画〕3・17 中国大使館への抗議行動 (せと弘幸Blog『日本よ何処へ』- 2008年3月17日)

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51853689.html

支那中共による支配に遂にチベット民族が蜂起!

ともに中共の脅威に脅かされる日本がこれに呼応しない手はないだろう!

犯罪者輸出と食品テロの次に来るものは中共の軍事侵略かも知れない。チベットの今日の姿は「明日の日本」だ!

チベット完全独立、そして中共独裁政権打倒の機運、到来である!

3月17日、チベットの独立を支持する有志らが東京・六本木に集結し、打倒中共の狼煙として北京五輪ボイコットを強く主張した!

という書き出しの後、2本のYouTube動画が貼られているが、ここでは紹介しない。

せと氏のブログの3月15日のエントリの以下の記述、

私が言いたいことは「差別を受けている。迫害を受けている」と常に被害者を装いながら、我々日本人多数派を加害者扱いしてきた逆差別を唱える少数派を壊滅させることです。
 法案がいくら成立しても、その法案を利用して我々を弾圧せんと企む勢力を壊滅に追い込めば、法案など恐ろしくも何ともありません。先ずは国会での法案阻止ですが、それが出来なくても何ら心配するには及びません。

 私は喜んで、この「人権弾圧法案」の犠牲者第1号として、しょっ引かれることを望みます。身をもってこの法案の危険性を国民の皆様の前に示すことが出来るからです。


(強調は引用者)
「人権擁護(弾圧)法案」への反撃?(せと弘幸Blog『日本よ何処へ』- 2008年3月15日)
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51850769.html

このような民主主義を真っ向から否定するような方の「人権」感覚に対して激しい違和感・拒否感を覚えるからだ*1

   

*1:それに一回紹介したし