"H. Res. 121":主要下院議員の声明 (1)


マイク・ホンダ議員が提案した"H. Res. 121"の下院外交委員会の様子を熱心に観ていて疲れたので、翻訳までは手が出ませんが、とりあえず、外交委員会委員長トム・ラントス氏と、下院議長ナンシー・ペロシ氏の声明のURLだけあげておきます。

トム・ラントス議員の声明
Lantos Applauds Committee’s Enthusiastic Passage of “Comfort Women” Resolution (June 26, 2007)

ナンシー・ペロシ議員の声明
Pelosi: Supporting the ‘Comfort Women’ Resolution (June 26, 2007)


 下院外交委員会の中継を観ていて様々なことを感じましたが、特に印象に残ったのは、多くの議員が証言をした慰安婦の勇気を讃え、慰安婦の苦難の人生にsympathize(同情じゃない)し、日本政府の謝罪が彼女たち慰安婦の名誉を回復することになる旨の発言を、ホロコースト、黒人奴隷、日系収容所など自分の体験や興味を交えて訴えていたことでした。それから、議員全員が日本をパートナーとして、また、民主主義や自由、人権の尊重など同じ価値観を共有する仲間として、それも世界の指導的な位置にいる仲間として尊敬していることを感じました。
理想を追い求める青臭くささのどこが悪い?「よい子」でどこが悪い? アメリカの価値観の強さ、健全さに学ぶ点、思い起こす点が今の日本政府や日本人には多々あると思います。私たちもこの間まで同じような強さや健全さを持っていたのですし、今もそれらを表に出したくてしょうがないのですから。

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