韓国人慰安婦203名に対する調査の結果から

  1. 韓国人慰安婦の徴募方法
  2. 慰安所における軍人からの暴力
  3. 慰安婦の現在の健康状態(1)
  4. 慰安婦の現在の健康状態(2)


この調査は韓国政府が公式に認定した「慰安婦」203名(2001年12月現在)に対する調査で、韓国の"War and Women's Human Rights Center(戦争と女性・人権センター)"が行い、その結果は"Statistics on Comfort Women in the Japanese Military"という題名で公表された。

ソース・ファイル(英語)は"Support 121 Coalition"のサイト(英語)からダウンロードできます(PDFファイル)。 ダウンロード


1 韓国人慰安婦の徴募方法

韓国人慰安婦を動員するために日本政府が使った手段は主に、「偽の雇用契約」「誘拐」「人身売買」「軍人による強制」の4つである。事実と異なった勧誘が行われることが多く、軍もしくは行政からの圧力も伴っていたため、韓国人女性を強制的に性奴隷にすることが容易になった。

(ソース・ファイル、4頁)

2 慰安所における軍人からの暴力

慰安所においては、性暴力は「当たり前」であった。慰安婦たちは「ひどい殴打」「拷問」「監禁」「飢餓」「脅迫」のターゲットであり、兵士に奉仕することを拒んだ慰安婦だけに限られていたわけではなかった。気晴らしの座興だけのために、旧日本軍兵士がこれらの残虐行為を行ったという複数の目撃証言がある。

(ソース・ファイル、5頁)

3 慰安婦の現在の健康状態(1)

生き残った慰安婦たちは今もなお、精神的にも、肉体的にも苦しみ続けている。回答を寄せた慰安婦の71%に慢性疾患もしくは運動障害がみられる。多くの慰安婦生殖器系に恒久的な損傷を受けたため、子どもを産むことができない。


(ソース・ファイル、6頁)

4 慰安婦の現在の健康状態(2)

恥の意識に苛まれ、社会からも疎外されて生き続けてきたが故に、慰安婦たちは、精神的支援、医療援助、経済的援助をほとんど受けていない。

平和も慰安婦たちの苦しみを終わらせることはできなかった。生ある限り、慰安婦たちは身体と心の傷を背負って生きていく。

(ソース・ファイル、7頁)


これが"THE FACTS"なのだ。今生きている慰安婦のたった一人にさえ、安らぎと慰めすらもたらせない日本政府が、自国民を幸せにできたりはしない。どんな政府ならそれができるか考えて、そういう政府にすること。それが日本国民のひとりひとりが彼女たちにあげることができる何よりの贈り物。

今、一番辛い人たち、一番苦しい人たちを助けられないなら、誰も幸せにはなれない。