藤岡信勝 VS 八木秀次:愛ゆえでせうか?


わずか2年前、二人の絆はガイジン記者の嘲笑をものともしないほど強いものだった。

英語・中国語の2カ国語 韓国語版も近々に (ライブドア・ニュース 2005年05月10日)
http://news.livedoor.com/article/detail/1142098/


新しい歴史教科書をつくる会」の八木秀次会長(高崎経済大学助教授)と藤岡信勝副会長(拓殖大学日本文化研究所教授)は10日、東京・有楽町の外国特派員協会で会見し、同会のメンバーが執筆し、今春の文部科学省検定で合格した『新訂版・新しい歴史教科書』(扶桑社刊)の翻訳版(英語・中国語)を作成したと発表した。英語版は一部訳。中国語版は全文翻訳で、昨日からホームページに掲載している。近日中に韓国語版も掲載する予定。


しかし、なんかようわからんが、愛は永遠ならず、すきま風が・・・

執行部が全員解任――八木・藤岡・西尾氏も相互に不信と対立を深める (2007年2月27日)
http://www.tokakushin.org/undou/no_textbook/textbook.htm 


 今回は、「つくる会」の空中分解という重大な事態を受けて、「『つくる会』教科書を斬る」というよりも、「『つくる会』を斬る」ということで述べていきたいと思います。
 このかんの「つくる会」のホームページや『産経新聞』などの報道によれば、昨年9月以降、教科書採択戦での大敗北の総括をめぐって「つくる会」内部で激しい紛争が発生し、今年に入ってこれまでの執行部が総崩壊するというきわめて深刻な事態にまで発展しました。
(2007年)2月27日の理事会で、「つくる会」の八木秀次会長・藤岡信勝副会長・宮崎正治事務局長の解任決議がそろって採択されました。激論の末、八木会長については6対5で、藤岡副会長については7対4で解任が決定されたのでした。


そして・・・ついに・・・
「新しい歴史教科書を作る会の」の藤岡信勝会長が「日本教育再生機構」の八木秀次理事長を訴えた。

藤岡会長が八木秀次氏を名誉毀損で告訴 公安調査庁情報と偽って虚偽情報を流布
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_070711.htm


この度、私・藤岡信勝は、本日(7月10日)高崎経済大学教授・八木秀次氏(日本教育再生機構理事長・フジテレビ番組審議委員)を、名誉毀損で東京地方裁判所に民事提訴いたしました。

 八木氏は、昨年春、公安調査庁からの情報であるといつわって、私が「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長として『新しい歴史教科書』を執筆し採択戦をたたかった平成13年に至るまで日本共産党の党員であったという虚偽の情報を多数の人々に吹聴し、二度にわたって公刊された雑誌に書きました。

つくる会WEBニュース 第200号 平成19年 7月11日(水))

藤岡信勝氏による私への民事提訴について日本教育再生機構HP)
http://www.kyoiku-saisei.jp/cgi-bin/rijit/archives/97.html


 本日の新聞各紙が報道しているように、昨日(7月10日)、「新しい歴史教科書をつくる会」会長・拓殖大学教授の藤岡信勝氏より、同氏への名誉毀損を理由とする民事提訴を受けました。
 訴状を受け取っていない現段階では詳しいコメントをすることはできませんが、私も会長を務めていた同会の現会長からこのような提訴を受けることになったことを極めて残念に思っております。


平成19年7月11日
高崎経済大学教授 八木秀次


憎さ百倍か、恋の鞘当か、金の切れ目か、岡目八目か、なんだがようわからし、別にど〜でもいいが、
共倒れするまで叩き合ってください。


そんなことより、「日本教育再生機構」のトップページの「Opinion leader の声」に名を連ねておられる顔ぶれの豪華なこと!思わず目がくらんだ・・・いや目まいがした。誰から読んでも美味しそうなんだが、とりあえず、[33]水島総名監督のオピニオンを読んでみた。

日本と世界を結ぶ「サイバー教育ゲートウェイ」の創設で戦後教育再生

水島総日本文化チャンネル桜代表・日本教育再生機構代表委員)
http://www.kyoiku-saisei.jp/kol/kol33.html

現在、日教組の組織率は三割程度まで落ちたと言われるが、たとえ組合に入らなくても、日教組的な戦後教育を受けてきた教師がほとんどである。その精神的あり方を変えることはかなり難しい。時間もかかるだろう。本当は、人間を全て入れ替えるしかないが、現実問題として、全員罷免するわけにはいかない。そこで、私の提案である。
 全国規模で、無数の新しい小・中学校を創設するのである。
 何だ、そんな不可能なことをと思われた方が殆どだろう。
 しかし、それが出来るのである。名付けて日本教ゲートウェイ創設である。


おお、何のことかわからんがワクワクするぞ。

 つまり、インターネット高速通信を使って授業を動画配信する、理想のサイバー日本小学校、日本中学校を創設するのである。全学年、全科目にわたって、最高の授業を撮影・製作し、インターネット動画配信(オンデマンド)し、全国規模の、いや、世界規模で、在外日本人子弟のためも含め、最高水準の初等、中等教育を全国の子供達に提供するのである。


あれ?あれれれ? 河合塾だってやってんじゃん。NOVAなんかもっと進歩しとるぞ。近未来通信なんか、中継サーバーなしで電話かけられたんたぞw

無論、教育は人と人が直接関わり、教え、導くのを理想としている。あくまで、サイバー小・中学校は副次的な手段である。しかし、左翼イデオロギーに骨の髄まで侵された教師による戦後教育よりは、はるかにマシではないのか。サイバー上ではあるが、インターネットテレビ電話等によって、生徒は直接教師の顔を見ながら会話し、質問し、励まされる。そんな姿を私は近未来の姿として、想像し、希望するのである。日本教育再生機構によって是非、この提案を実現していただきたい。
 創るのは「新しい教科書」だけではないのだ。

そんなことより映画作れよ。観ないけど


観るなら、スバリこれでしょう。
"NANKING"
http://www.nankingthefilm.com/

関連情報

碧猫さんの『13日の水曜日』 2007年7月12日のエントリー
米下院外交委員会への抗議書
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-197.html

水島監督、いろいろとお忙しそうですな。