2007-08-04 付録2 慰安婦関係の本でいままでに一番唖然!とした文章 どくしょのじかん 慰安婦の殺害や虐待は、この種の身の上話にしばしば登場するが、彼女たちは業者にとっては前借金を払った商売道具であり、軍にとっても兵士にサービスしてもらう存在だから、それなりに遇していたはずだ*1。 殺したり傷つけては元も子もなくなるからである。 ただし逃亡を試みる女性たちを監視したり見せしめに暴力をふるう用心棒は、日本内地の遊廓にもいたから、類似の現象が慰安所でも起きたことはあろう*2。 (秦郁彦 『慰安婦と戦場の性』 1999年、新潮選書、273〜274ページ。 強調は引用者。) はぁ、書いただけで憂鬱になる・・・ *1:想像か? *2:前線にヤクザが紛れ込んでたのか、帝国軍は